2019年5月14日放送の「マツコの知らない世界」に、万年筆インク案内人の武田健さんが出演されます。
5/14(火)20:54-TBS系列の「マツコの知らない世界」にて、ついに「万年筆インクの世界」を武田が語り尽くします!万年筆のインクなんて黒と青だけで充分よ!と言い張るマツコさんに武田はどう挑んでいったのか、ぜひ、放送にてご確認ください! #インク沼 #万年筆 #文房具 https://t.co/OHsEizUYMV
— 武田健+たけだけん (@kenkenbacky) 2019年5月7日
私も趣味でカリグラフィーをやったりすることもあり、どんなインクが紹介されるのかとても楽しみです!今は黒いインクしか持っていないのですが、この放送を見たあとに、新しいインクを買ってみようかな?と思っています。
そこで今回は、「マツコの知らない世界」で武田健さんが紹介される万年筆インクと、万年筆インクの取扱店をまとめて紹介します♪
(5月15日更新)実際の放送内容を元に、紹介されたインクをまとめなおしました!
Contents
万年筆インク案内人・武田健さんってどんな人?
まずは、今回「マツコの知らない世界」に登場する武田健さんについて、少し紹介したいと思います。
出典:Twitter
武田さんの本業は雑誌「趣味の文具箱」にも連載を持つ文具ライター。テキストクリエイター、万年筆案内人といった肩書きを名乗られているようです。Twitterのプロフィールには、作家の山田詠美さんの研究家でもあると書かれています。
また、総保有インクは2000本超えの、自他共に認める万年筆インクコレクターでもあります。万年筆インクだけを紹介するブログも運営されており、その記事数の多さには驚かされます!
各インクのパッケージや色、書きやすさなど、とても丁寧に解説されています。どのインクを買おうか迷ったら、まずは武田さんのブログを見れば間違いありません(^^)
また、文房具店ペンハウスのWEBマガジンで、「HAPPY INK TIME」という連載もされています。素敵な写真と共に、けっこう頻繁に更新されているので、とてもおすすめです!
インクだけでなく、香水、ユーミン、落語や占いなど、幅広いジャンルに興味を持たれていて、趣味の多い器用な方なんだろうな〜と思いました!
マツコの知らない世界で紹介された万年筆インク
「マツコの知らない世界」では、どんなインクが紹介されるのでしょうか?予告編をもとにリストアップしてみました!
(5月15日更新)実際の放送内容を元に、紹介されたインクをまとめなおしました!
盛り上がっている!万年筆インクの世界
近年、万年筆インクの世界がとても盛り上がっています。その証拠に、様々なアイデアから生まれた商品が人気!ということで、最初に紹介されたのがこちらのインクです。
(1)ブングボックス「東京メトロカラーインク」
「東京メトロカラーインク」は、んと、東京メトロのマークの色がそのまま再現された、ブングボックスさんのオリジナルインクです!
東京メトロカラーインク❣️
ミニボトルがかわいい💕
並べておくだけでも良いですね
😊😘😃#bungubox #ink #original #tokyometro ^ pic.twitter.com/aLt0A4KCwe— BUNGUBOX表参道店 (@BunguboxTokyo) 2018年11月19日
銀座線・丸ノ内線・日比谷線・東西線・千代田線・有楽町線・半蔵門線・南北線・副都心線の9色セット。パッケージを飾っておくだけでもかわいいし、東京のお土産としても人気が出そうですよね♪
さんちかホールでやってる、日本中のインクを試し書きできる最高のイベントに来ています。東京メトロシリーズ鮮やかで良い! 静岡シリーズも落ち着いた色味で美しいなー pic.twitter.com/OxwdDOXKjL
— かじ (@kaji2) 2019年3月9日
ネットショップでの取り扱いはなく、ブングボックス表参道店のみの取り扱いです。最新情報はTwitterでの更新が多いようなので、要チェックです!
武田さんの人生を変えた!思い出のインク
万年筆インクで自分の人生は変わった!という武田さん。そんな武田さんの思い出のインクが2種類、紹介されていました。
(2)ダイアミン「フラミンゴピンク」
大学院生の頃、奄美大島で旅をしていた武田さんは、この「フラミンゴピンク」で日記を書いていたそうです。
出典:Amazon.co.jp
それが文具雑誌の編集者の目にとまり、アルバイトから文具ライターになるきっかけになったのだそう。
南国っぽい、でも落ち着いた感じもあるピンク色で、とても素敵です♪
(3)PILOT「色彩雫 月夜」
「月夜」は、大手メーカーPILOTの万年筆インクシリーズ「色彩雫(いろしずく)」の中の一色です。
![]()
出典:Amazon / PILOT
独特の雰囲気や味わいをもったさまざまな色がある「色彩雫」シリーズですが、その中でも落ち着いた青が印象的。
武田さんがこのインクでよくお礼状を書いていたところ、またもや文具メーカーのめにとまり、オリジナルインクのプロデュースにつながったのだそう。
シリーズの他の色もとてもきれいです!公式サイトに見本帖があるので、ぜひチェックしてみてくださいね♪見ていると、全部欲しくなってきます…(笑)
(4)ブングボックス「ZODIAC」
インク好きが高じて、ついにオリジナルインクのプロデュースをするまでになった武田さん。そのインクというのがブングボックスさんの「ZODIAC」シリーズです!
こんにちは! 浜松本店でもZODIACシリーズ第1弾【牡羊座(Aries)】インクを店頭にて販売開始いたしました。価格は1,700円(税別)です。本日も19時まで皆様のご来店を心よりお待ちしております @bungbox #ink #zodiac #aries #original pic.twitter.com/mY36goLTfB
— @bungubox-staff (@bunguboxstaff) 2019年4月16日
12星座にちなんだ色が、各月ごとに発売されていく予定です。現在は、4月の牡羊座が発売されています♪
こんにちは! 本日も18時まで皆様のご来店をお待ちしております。手書き通信『BUNGUBOX Letter』最新号には、巷で噂のオリジナル万年筆【ZODIAC】のリリーススケジュールを掲載しております。浜松本店・表参道店の店頭でお手にとってくださいね❗@bungbox #万年筆 #手書き pic.twitter.com/r32uoGPbaX
— @bungubox-staff (@bunguboxstaff) 2019年4月14日
店頭、もしくはオンラインショップで購入することができるようなので、要チェックです。私は自分の蟹座を買ってみようかなと思っています。発売される夏が楽しみです〜♪
違いは色だけじゃない!香り付き万年筆インク
万年筆インクって、結局違うのは色だけでしょ?と思いがちですが、書き味も違いますし、最近は香り付きのものもたくさん発売されています。番組でも、そんな香り付きインクが紹介されていました!
(5)三田三昭堂「墨インク 檜」
香り付きインクとして最初に紹介されて、マツコさんも驚いていたのが、三田三昭堂の「墨インク」檜の香り。
出典:楽天市場
番組内では檜の香りだけが紹介されていましたが、実は竜脳・麝香・伽羅・檜の4種類展開です。色と落ち着いた色に癒されそうなシリーズですね♪
個人的には、江戸切子模様の瓶がとても素敵だと思いました!特別にガラス工房で職人さんに作ってもらっているそうですよ。すごい!
(6)エルバン「香り付きインク カカオブラウン」
少しだけ紹介されていたのが、エルバンの香り付きインク。なんと、チョコレートの香りなんです!
出典:Amazon.co.jp
パッケージがすごく素敵だな〜と思います!このシリーズは他にも、アップルグリーン・オレンジアンバー・ローズレッドの3種類があります。どれもかわいいデザインなので、ぜひチェックしてみてくださいね(^^)
(7)モングラン「エリクサーパフューム ウッド&タバコ グレー」
ドイツ創業の高級筆記具メーカー・モンブランからも、香り付きインク「エリクサーパフューム」シリーズが発売されています。
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武田さんは、風邪をひいたときにこのインクを使い、タバコを吸えないストレスを発散したのだそうです(笑)
モンブランの公式オンラインストアから購入可能。このシリーズには他にも、レザー・ベチベル・マリンの3種類があります。大人のインクって感じですね!
つい集めたくなる!ご当地インク
インクマニアの間で話題を集め続けているのが、ご当地インク。その名の通り、その土地ならではのコトモノにちなんだ色のインクが続々発売されています!
(8)文具館コバヤシ「静岡茶」
まず最初に映ったのは、「静岡茶」インク。文具館コバヤシさんのオリジナルインクです!
「マツコの知らない世界」来週のテーマは万年筆インクの世界。
当店のオリジナルインク「静岡茶」が紹介されるかも。
TVで紹介される可能性のあるのは旧型の瓶です。現在は角形の瓶に仕様変更しました。#マツコの知らない世界 #文具館コバヤシ #コバブン pic.twitter.com/9YjWSi9scH— 文具館コバヤシ豊田店 (@KobabunToyoda) 2019年5月9日
その名の通り、渋みのあるお茶の緑を再現しているインクです。
万年筆もインクも最高。
最高エモい。#静岡茶#文具館コバヤシ#オリジナルインク#万年筆#カスタム楓 (旧) pic.twitter.com/qLY6oGVU00— 風琳 (@fuurin_pen) 2019年5月4日
とてもきれいな緑色ですよね!
ただ、非常に人気があり、ネットでも売り切れ状態で、なかなか入手困難です。公式の発表によると、4月時点で在庫残りわずか。再入荷は6月初めとのことです。手に入れたい方は最新情報をTwitterでチェックすることをおすすめします!
(9)明石文昭堂「湯上りピンク」
こちらは大分・別府で発売されているインク。大分といえば、温泉!ということで、湯上りのほんのり桜色になった頬をイメージした色になっています。
出典:SELECT BEPPU
フタの猫ちゃんのイラストがかわいい♪(^^)
別府にあるセレクトショップ「SELECT BEPPU」で取り扱われているようですが、現在はテレビ放送の影響もあってか、売り切れ中。
発売元の明石文昭堂さんに行くのがいいかもしれません!
自分だけのインクが作れる!ミキシングインク
同じメーカーなら混ぜても大丈夫なんじゃ?と思ってしまいがちですが、実はインクは色によって濃度が違うので、下手に混ぜてしまうとペン先に悪影響を与えてしまいます。むやみに混ぜて使うことはできないんです。
でも、自分だけのインクを作りたい!そんな夢を叶えてくれるのが、混ぜて使うことのできる「ミキシングインク」です。
(10)L’Artisan Pastellier 「カリフォリオインク」
L’Artisan Pastellier(ラルティザンパストリエ)はフランスの老舗メーカー。伝統的な手法で作られた基本的な色から、それこそ香り付きまで様々なインクを取り揃えています。
そして番組で紹介されたのが、「カリフォリオインク」。全部で36色あり、どんな色でも組み合わせ可能!可能性は無限大ですね。
沼人の間でこれからラルティザンのパストリエのカリフォリオインクの需要が急伸する可能性もあるでしょうけど、一般の視聴者が買い揃えるにはハードルが高いでしょうから、枯渇の可能性は低いと予想します。あと、ミクサブルインクに関しても急激な品薄状態になるのは回避されそう。 pic.twitter.com/gGeADcxsVx
— 色鉄 (@irotetsu) 2019年5月14日
混ぜる量によっても微妙に色が変わってきます。毎回違う色で書けるのって、楽しそうですよね〜♪
ちなみに、マツコさんがつくっていた「土留色」は、次の3つの色で作られていました!
- 15番:ボン・エスペランス
- 30番:ブルゴーニュ
- 27番:アンドリノープル
(11)PEN’S ALLEY Takeuchi「桃色のため息」
かわいいボトルが印象的なこちらは、「桃色のため息」。こちらは予告編に出てきていたのですが、本編では紹介されなかったような…?(間違いだったらすみません!)
ネーミングが素敵ですね(^^)PEN’S ALLEY Takeuchi(ペンズアレイタケウチ)さんのオリジナルインクです。
出典:PEN’S ALLEY Takeuchi
あざやかな蛍光ピンクで、女性に人気がありそう!若い女性のため息をイメージしているそうです。これで文字を書いたら、絶対にかわいい…!!
遠方からもこのインクのために来店する人が絶えないほどの人気商品なのだそうです。Yahoo!ショッピングの公式オンラインサイトから購入することができますので、チェックしてみてくださいね♪
万年筆インクの取扱店リストBEST12
ここからは、オリジナルの万年筆や万年筆インクを取り扱っているお店を紹介していきます!興味のある方は、ぜひチェックしてみてくださいね♪
まずは「マツコの知らない世界」で紹介されたインクを取り扱っている店舗から!
- 公式サイト:http://www.kobabun.net/
- ウェブショップ:http://kobabun.shop-pro.jp/
静岡に6店舗を展開する文房具店。
他にはない発想のオリジナルインクが人気。
愛知県岡崎市に店舗を構える筆記具・文房具専門店。
万年筆だけでなくガラスペンも人気。
- ウェブショップ:https://bung-box.com/
万年筆・オリジナルインクの専門店。
浜松と表参道に店舗展開。12星座シリーズも人気。
群馬県にあるステーショナリー専門店。
オリジナルの香り付き墨インクが人気。
大分県別府市の文房具店。
2007年からオリジナルインクを販売している。
次に、番組では紹介されないかもしれないけど、私が実際に見たり行ってみたりして、いいな!と思ったお店を中心にまとめています。ぜひチェックしてみてください(^^)
- 公式サイト:http://inkstand.jp/
- ウェブショップ:https://kakimori-onlinestore.com/
東京・蔵前にお店を構える人気店。
自分で色を作れて、量り売りしてもらえる。
個人的に、とってもオススメ!
- ウェブショップ:https://www.pen-house.net/
様々な万年筆や筆記具を取り揃える通販サイト。
取り扱い数はかなり多い!
- ウェブショップ:https://www.kingdomnote.com/
モンブランやペリカンなど高級筆記具を取り揃える通販サイト。
京野菜万年筆&インクシリーズはかなりおもしろい!
- 公式サイト:https://kobe-nagasawa.co.jp/
- ウェブショップ:https://www.nagasawa-shop.jp/
神戸三宮にある文房具店。
ご当地インク「Kobe INK物語」を販売中。
- 公式サイト:http://tayama-bungu.net/
- ウェブショップ:http://tym-st.com/
広島に5店舗を展開する文房具店。
広島にちなんだご当地インクが第3弾まである。
- ウェブショップ:https://www.bundoki.com/
日本の定番文具と輸入文具を取り扱う通販サイト。
フランス南部の伝統的なインクメーカー
「L’Artisan Pastellier(ラルティザン パストリエ)」
のインクを豊富に取り扱っている。
長崎・福岡・佐賀に店舗を展開する文房具店。
ご当地インクシリーズ「カラーバーインク」が人気。
好きなインクを見つけて楽しい万年筆ライフを♪
いかがだったでしょうか?改めて調べてみると、こんなにたくさんインクが存在するんだ〜!とびっくりしました。
まだ万年筆を持っていない方は、ご紹介したお店でぜひ探してみてくださいね♪最近は、かわいいデザインものも多くて目移りします(笑)
すでに万年筆を持っている方は、自分だけのお気に入りの1色を見つけて素敵な万年筆ライフを!この記事が少しでも参考になれば嬉しいです(^^)