ニキビ跡を治したい!でも、お金はかけたくない…そんな気持ちでいつものように検索をかけていると、とあるワードを見つけました。
そのワードとは、「リンゴ酢洗顔」。リンゴ酢を少量入れた水で洗顔をすると、ニキビができなくなるというのです。
本当かいな?と思いつつも、お金もほとんどかからないし、とりあえずやってみよう!ということで、試してみました。
Contents
そもそも、リンゴ酢洗顔って何?
そもそも、なぜリンゴ酢が肌に良いといわれているのか?誰をきっかけに広まった方法なのか?実際にやってみる前に、調べてみました。
リンゴ酢洗顔に期待できる3つの作用
「酢を直接肌につける」と聞くと、正直、肌に良さそうとは思えませんよね。しみそうだし…。ただ、調べてみると「酢」を使った美容法は結構たくさんあるんです。

そこで、簡単にですが、酢を使った美容法の中で紹介されている3つの作用をまとめてみました。
(1)過剰な皮脂の分泌を防ぐ
リンゴ酢に含まれる有機酸には、肌のpH(ペーハー)指数を安定させる作用があるといわれています。
そのため、リンゴ酢を含んだ水で洗顔すると、その中和作用によって、肌のpH値が本来の弱酸性に戻りやすくなると考えられているようです。
アルカリ性の石けんで洗顔をすると、肌はアルカリ性に傾きます。この時間が長ければ長いほど、皮脂がたくさん分泌されてしまいます。なので、早く弱酸性の状態に戻れば、余分な皮脂が分泌されにくくなるというわけです。
(2)抗菌作用で肌荒れを防ぐ
酢は、昔から食材を腐らせないために使われてきました。リンゴ酢にも同じように、菌の繁殖を防ぐ作用があります。
リンゴ酢を含んだ水で洗顔することで、ニキビ菌の繁殖を防ぐことができそうです。
(3)肌の代謝をサポートする
リンゴ酢には、余分な角質を取り除く作用があるといわれているAHA複合体などの成分が豊富に含まれています。乱れたターンオーバーを本来のリズムに整えるといったことも、期待できるということですね。
角質を無理やりはがそうとすると、乾燥や炎症を引き起こしてしまいます。こすったりせず、より自然な形で、余分な角質だけを取り除くことができるという意味では、リンゴ酢洗顔はかなり良い方法のように思えます。
どこから広まった方法なのか?
私が調べた限りでは、2015年に防弾少年団のジョングクさんという方が紹介したことで、広まった方法のようです。
防弾少年団のジョングクさんが紹介
ジョングクさんは、「1週間に2回ほどお酢洗顔をしている」と発言されていたようです。ただ、使っている酢がリンゴ酢なのかどうかは、確認できませんでした。
確かに、昔のジョングクさんの肌はブツブツがかなり目立っていました。最近の写真を見ると、本当に同じ人?と思うくらい、きれいな肌になっていますね!リンゴ酢洗顔の信憑性が、ますます増してきました…
スカーレット・ヨハンソンのインタビュー
酢ならなんでも良さそうだけど、なぜ、リンゴ酢なのか?さらに調べてみると、なんと、ハリウッド女優スカーレット・ヨハンソンさんのインタビュー記事を発見しました。
アップルサイダービネガーとは、有機リンゴ酢のこと。どうやら、日本のリンゴ酢とは少し異なるもののようですが、期待できる作用は同じだと思われます。
実際にやってみた!
いろいろと調べてみたところで、早速試してみました!
どんなリンゴ酢がいいのか?
まず、どんなリンゴ酢を使えばいいのか?私が調べた限りでは、「純リンゴ酢」が良いとのことでした。ハチミツや味を調整するための成分が、肌への刺激になってしまうからかもしれません。
私は裏面を見て判断しました。この写真のように、原材料名のところに「りんご果汁」とだけ書いてあるものを選びました。

分量や回数は?
調べてみると、本当にやり方は様々あります。大雑把に説明すると、「ほんの少しリンゴ酢を入れたぬるま湯で洗う」だけです。
私が参考にした、もう少し詳しい方法は次の通りです。
- ぬるま湯500mlにリンゴ酢を小さじ1入れる。
- 約10~15回くらい洗い、最後に軽くパッティングする。
- 水気を拭き取り、いつものスキンケアをする。
これが絶対に正しい方法というわけではないので、試してみたいという方はリンゴ酢の量など調整してみてくださいね。私は、やっぱり酢がしみるんじゃないかと怖かったので、小さじ1よりもかなり少なめにしました(笑)
やってみた結果は?
実際にやってみた感想を、すごく正直に書いていきます。
なんとなくしっとりした。
洗い終わってまず思ったのが、なんとなく肌がしっとりしているような気がしたこと。でも、本当に「気がした」だけなので、実際にどうなのかは分かりません(笑)
ただ、最初に説明した通り、リンゴ酢には余計な角質を取り去ってくれる効果があります。そのため、硬くなった角質が取り除かれたおかげで、肌が柔らかくなったのかなと思います。
ちょっとピリピリした。
洗っている最中、やっぱりちょっとしみました。リンゴ酢はかなり少なめに入れたつもりです。それでもやっぱり、頬など皮膚の薄い部分は、ほんの少しですがピリピリしました。逆に言えば、効いている証拠なのかもしれませんが…リンゴ酢を少なめにしておいて、よかったと思いました(汗)
敏感肌の人には向かないかも…
私は、頬と鼻の下が特に弱ってしまっていて、ちょっとした刺激でもすぐに乾燥してしまい、皮むけが起こってしまいます。
リンゴ酢洗顔をした次の日、やっぱり頬と鼻の下に赤みが出てしまいました。私のような乾燥しがちな敏感肌の人には、向いていないのかもしれません…リンゴ酢をかなり少なめにしても、この結果ですから(涙)
脂っぽい人にはおすすめ!
ただ、比較的敏感でないおでこや鼻は、いつもよりつるつるの感触で、ぴかぴかしていました!
私は混合肌なので、頬とは反対に、おでこや鼻は皮脂が出やすいんです。そこだけ調子がいいということは、全体的に脂っぽい肌の人には、このリンゴ酢洗顔はかなり良い!ということになりますね。
まとめ
一部が極度の乾燥肌である私には、少し刺激が強すぎる方法だったかな?と思います。ただ、洗い終わったあとのしっとり感とつるつる感は、かなり好きです。リンゴ酢をさらに少なめにして、また再チャレンジしてみようかなと思っています。
また、私が試した限りでは、脂っぽい肌の方には、かなり合う方法なのではないかと思いました。はじめはリンゴ酢の量を少なめにして、徐々に増やしていくというのもいいかもしれませんね。
「リンゴ酢洗顔」、お金もほとんどかかりませんし、一度試してみる価値はあるのではないか?というのが結論です。(リンゴ酢の量は、最初は少なめがおすすめです!)