東京

TDRのファストパスがアプリで取れる!いつから?サーバーは大丈夫?

先日、東京ディズニーリゾート(以下TDR)を運営するオリエンタルランドが、「ファストパス(以下FP)をTDRスマホアプリから発券できるようになる予定」だと明かしました。これはとても嬉しいニュースです!

実は、スマホでのFP発券は、アメリカや上海のディズニーではすでに導入されていて、私も実際に、カリフォルニアのディズニーではアプリでFPを取得しました。本当に便利で、「日本にもあればいいのにな〜」と思っていたんです。

でも、一部のファンからは「アクセスが集中して結局使えないのでは?といった心配の声もあるようですね。

そこで、私のカリフォルニアディズニーでの経験や、現在発表されている情報をまとめて、TDRのアプリFP発券への疑問をまとめて解説&今後を予想していきたいと思います!

いままでのファストパス(FP)

まずは、いままでのFPの仕組みについておさらいしておきます。

FPとは、各アトラクションの発券機で、当日入園したパスポートを読み込ませることで受け取れるチケットのこと。このチケットに記載された時間にそのアトラクションまで行けば、ほとんど待たずに乗ることができるという仕組みです。

パークを効率的にまわれる上に、無料なので、とても人気のサービスです。個人的に、普通に並んでいるゲストたちを横目に、スイスイ列を進める感覚が大好きです(笑)

しかし、混雑緩和に貢献している一方、FPを取るための行列ができてしまったり、開園直後にFP発券機を目指して走る人が増え、危険が増すといった現象も起きてしまっています。

いつからアプリでFPが取れるの?

公式発表では「2019年夏」の予定

FPアプリ発券の導入は、2018年8月にすでに明らかにされていました。今回、2019年3月のオリエンタルランド広報部からの発表では、「2019年夏を予定している」という細かい時期まで明らかにされました。

新アトラクションがオープンする前の可能性も

2019年夏といえば、新アトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」のオープンが予定されています。

↑この写真は、カリフォルニアディズニーのソアリン入り口です(^^)

一部では、このソアリンがオープンする予定日「2019年7月24日」の前までに導入されるのでは?という予想もされているようです。

スポンサーリンク



スマホでFPを取るために必要なものは?

東京ディズニーリゾート公式アプリは必須!

2018年7月に正式リリースされた東京ディズニーリゾートの公式アプリ。2018年8月に、アプリ担当開発者が「FPをアプリで取得できるような機能を実装予定」と明かしています。

つまり、公式アプリの新機能として追加されるということなので、今のうちに公式アプリをダウンロードしておいたほうが良さそうです!

東京ディズニーリゾート(R)・アプリ
https://www.tokyodisneyresort.jp/tdl/guide/app.html

公式アプリを利用するには、ディズニーアカウントが必要

公式アプリのサービスをすべて利用するには、ディズニーアカウントでログインする必要があります。

システムが実装される直前は、アクセスが集中し、新規登録しづらくなる可能性があるので、まだディズニーアカウントを持っていない方は、いまのうちに登録しておくことをおすすめします!

ディズニーアカウント新規登録
https://secured.disney.co.jp/onlinehelp/membership.html

ちなみに、ログインが必要なサービスとそうでないサービスは下記の通りです。

ログインが必要なサービス
  • パークチケットの購入
  • ホテルやレストランの予約
  • パークチケットの表示
  • TDRショッピングでの購入(グッズ閲覧は可能)
  • オンラインチェックインの利用
ログインが不要なサービス
  • 待ち時間の閲覧
  • 現在地の表示(※)
  • ショー抽選(※)
  • TDRショッピングでのグッズ閲覧

※ … TDRにいる人のみ利用可能

実際どうやって取るの?

詳細はまだ発表されていませんが、カリフォルニアディズニー&上海ディズニーに近いシステムになると予想されます。

公式アプリと入園パスポートをリンクしておく

私がカリフォルニアディズニーに行ったときは、FPをアプリで取るには、公式アプリと入園パスポートをリンクしておく必要がありました。

TDRでは、すでにeチケットが導入されています。アプリでeチケットを購入すれば、わざわざリンクする必要もありません。時代はどんどんペーパーレスですね!

FPを取れるタイミングは入園直後

カリフォルニアや上海と同じシステムになるのであれば、FPを発券できるのは入園直後になります。

私がカリフォルニアディズニーに行ったときは、エントランスで立ち止まり、アプリでFPを発券しました。本当にあっという間で、びっくりしました!発券機まで移動する時間を短縮できたおかげで、ゆっくりパークをまわることができましたよ(^^)

発券は1枚ずつ。2パーク同時発券はできない?

発券できる枚数は、紙と同じで1枚ずつになると思われます。次のファストパスを発券できるのも、今の紙と同じ約2時間後となる可能性が高いです。

また、私が行ったカリフォルニアディズニーでは、「2パークで同時に発券できない」というルールがありました。つまり、同日に別のパークに移動しても、FPを発券できるのは約2時間後になるということです。TDRも、同じルールになるのではないかと思われます。

家族や友達の分も一緒に取れる

カリフォルニアディズニーの場合、アプリに「FASTPASS Party(ファストパスパーティー)」という仕組みがありました。これは、一緒に遊びに来た家族や友人の入園パスポートをリンクすることで、誰か一人が操作すれば、グループ全員のFPが取れるという仕組みです。めちゃくちゃ便利ですよね!

 

View this post on Instagram

 

Look who stopped by to experience #HalloweenTime at the Disneyland Resort… @thebucketlistfamily!

Disneylandさん(@disneyland)がシェアした投稿 –

おそらく、TDRのアプリにも同じシステムが実装されると考えられます。

料金や紙は?サーバーは大丈夫?

とても便利そうなスマホでのFP取得ですが、いろいろと心配も出てきます。私が感じた疑問を、ひとつずつ調べてみました。

無料なの?それとも有料オプションなの?

TDRと同じシステムと予想されるカリフォルニアと上海のディズニー。実は、カリフォルでは有料オプションとなっています。上海は無料です。

ただ、カリフォルニアでは「MaxPass」といって、FP取得権とフォトパス(カメラマンに撮影してもらった写真がダウンロードできる権利)がセットになっています。

いまのところ、オリエンタルランドからフォトパスサービス導入の発表はないので、おそらく上海と同じく無料で利用できると思われます。

発券機で紙のFPは取れなくなるの?

じゃあ、これからは絶対にスマホでFPをとらなきゃいけないの?と思ったりもしましたが、そんなことはないようです!

オリエンタルランドは、「スマホを持たない来園者のために、発券機での配布も続ける」と発表しています。つまり、今まで通り、発券機で紙のFPを取ることは可能ということです。実際、私が行ったカリフォルニアディズニーでは、紙のFPを持っている人もいました。

アクセス過多で使えなくなる可能性は?

TDRのオンライン予約や購入を利用される方が一番心配に思うのは、アクセス過多ではないでしょうか。実際、TDRの公式予約サイトは頻繁にサーバーが落ちている印象です。同じように、みんなが一斉にFPを取ろうとしたら、サーバーが落ちてしまうのでは?と思うのも、無理はありません。

オリエンタルランド広報部は、「スムーズに取得できるよう検討している」と回答しています。オリエンタルランドほどしっかりした会社なら、カリフォルニアや上海でシステム導入したときのデータも参考にするはずなので、個人的には、そこまで心配する必要はないんじゃないかな?と思います。万全の対策がとられることを期待するしかないですね。

また、2019年5月からは、メインエントランス付近でフリーwi-fiも導入される予定とのこと。電波が悪くても、エントランス付近でなら大丈夫そうですね!

スポンサーリンク



海外ディズニーではどうなってる?

先にFPの電子化を導入している海外ディズニーは、実際どのようなシステムになっているのでしょうか?簡単にまとめてみました。

フロリダのディズニーワールドの場合

世界中で一番早く、FPの電子化を行ったのがフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートです。

 

View this post on Instagram

 

Not a creature was stirring, not even a 🐭! #ChristmasEve #DisneyHolidays #MagicKingdom #WaltDisneyWorld (Photo: @orlandobrothas)

Walt Disney Worldさん(@waltdisneyworld)がシェアした投稿 –

「FastPass+」という名前で、完全電子化。紙のFPは発券されません。アプリや公式サイトから、1パーク1日につき1度に3つのFPを予約できるそうです。つまり、入園する前に予約できてしまうんです!これは本当にすごいですよね…

世界最大規模のアミューズメントパークだからこそ実現したのかもしれませんね。

カリフォルニア&上海のディズニーランドの場合

一方、TDRと近いシステムなのがカリフォルニアと上海のディズニーランド。

↑カリフォルニアディズニーで、記念撮影しました(^^)

これまで紹介してきた通り、当日入園してから1枚ずつ発券できるルールで、紙のFPも発券可能となっています。

カリフォルニアでは、「MaxPass」という有料サービス(1日$15)をプラスすることで、FP取得権とフォトパス(カメラマンに撮影してもらった写真をダウンロードできる権利)を得ることができます。

上海では、無料で利用することができます。

楽しみ方はどう変わる?

スマホでFPが取れるようになったら、どんな風に楽しみ方が変わってくるでしょうか?大きく3つの変化を予想してみました!

(1)より効率よく楽しめる

紙のFPは、やはり発券機まで歩いて行く時間がロスになります。行列ができていたら、そこで待つ時間もかかります。

今回のシステムが実装されれば、入園後のエントランスでFPが取れるようになります。発券機まで行く時間のロスがなくなるということです。

これまでは、まずはFPを取るためにほとんどのゲストがアトラクションを目指していましたが、そのルートにも、大きな変化が出てきそうですよね!

(2)グループで過ごす時間が増える

グループで来た場合、FP発券のためにひとりだけ発券機へ行く、という事態も発生しがちです。せっかく来たのに、一緒にいる時間が減ってしまうのも残念です。

今回の新システムが実装されれば、パーク内の好きな場所で、好きなときにFPを取ることができるようになります。また、恐らくですが、誰か一人が操作すれば全員分のFPを取れるシステムになると思われるので、手間も少なくなります。

家族や友人と一緒にいられる時間が増えて、より楽しめるようになるのではないでしょうか(^^)

(3)紙をなくす心配がなくなる

私が思う一番のメリットは、実はこれです!(笑)

紙のパスポートやFPって、バッグのどこに入れたか忘れてしまうこと、ありませんか?私はよくありました(^^;)FP専用ゲートの前で、あたふたすることもたくさんありました…

しかし、スマホでFPを発券できるようになれば、もうその心配はありません。スマホひとつあれば、パスポートも、FPも、いちいち紙を探す必要はなく、QRコードを出すだけで済みます。

逆に言うと、スマホをなくしてしまうと大変ですが…紙に比べたら、なくす可能性はかなり低いと思います。

まとめ:今のうちに準備しておこう!

カリフォルニアディズニーで経験しましたが、スマホでのFP発券は、本当に便利です!TDRでも同じように発券できるようになると思うと、とても楽しみです(^^)

サービス開始は、恐らく2019年7月から。開始直前は、アクセスが集中することが考えられます。もし、今年TDRに行く予定がある人は、今のうちにディズニーアカウント新規登録とアプリダウンロードを済ませておくことをおすすめします!